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第13歩 INFILL 0への道(8)〜物件の内見へ

第13歩 INFILL 0への道(8)〜物件の内見へ

※はじめての方はこちらからどうぞ

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無印良品のリノベーション INFILL 0を知って、3回の個別相談に行きました。

その後、いよいよ物件の内見に行きました。今回は、内見についての記事です。

実は、実際に足を運ぶまでは「リノベーションのための物件探し」というのがあまりイメージできませんでした。

同じように物件の探し方がよくわからない…という方のために、実際に足を運んだ感想をお伝えします。

少しでもイメージを掴んでいただき、素敵な物件と出会える手助けになればと思います。

※この記事は、コロナ禍になる前の過去の話です。

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物件の内見について概要

前回の個別相談時に、実際に見に行きたい物件を伝えました。

担当者さんが、それらの物件を1日で見て回れるよう調整してくれました。(関係者が多いため調整に時間がかかり、少し先の日程になりました)

実際に足を運んだのは、私たち夫婦と無印の担当者さん、不動産担当者さんの4人。

内見した4軒のうち2軒は居住中で、相手方の不動産担当者さんもそれぞれいらっしゃいました。

1軒目の物件の前で待ち合わせ、残りの物件は担当者さんの車で回りました。

所要時間はトータルで2時間半〜3時間くらいでした。

リノベーション前提の内見でしたが、リノベーションをしなくても住みたいかという視点でもチェックしました。

というのも、前回の打合せ時に予算オーバーの可能性が出てしまったからです。

1軒目の物件

●物件の概要

1軒目は、資料を見た中では第一候補(本命)の物件です。

ただ、目の前に建物があるので眺望やプライバシーが心配な物件でした。

入居中で、住人の方と相手の不動産屋さんとの立ち会いでした。

●実際に見た感想

オーソドックスな2LDKSの間取りで、部屋の中もイメージ通りでした。

リノベーションもしやすそうで、造りも特に問題点はなさそうでした。

無印さんは、天井や壁を測ったり、軽く叩いたりしてチェックしていました。

事前チェックで気になっていた、目の前の建物や眺望は思ったほど気にならず、むしろ、ちょっと開けていて明るかったので「全然アリだね!」と夫と喜びました。日当たりも良さそうです。

住人の方には、周りの入居者や駐輪場について疑問点を教えてもらいました。マンション自体も手入れが行き届いている印象で、とても良かったです。

ただ、リノベーションしない場合を考えると、色の変わった古いエアコンやボロボロの壁紙など気になる点もありました。

2軒目の物件

2軒目に内見した物件の室内

●物件の概要

2軒目は、北西の角部屋です。

資料を見る限り、部屋の向きや狭さがネックで「ナシ」かなと思っていた物件です。

すでに退去されており、空室でした。

この物件だけ写真が残っていたので掲載します。

●実際に見た感想

ここは、実際に見て印象がガラッと変わった物件です。

足を運ぶ前は「狭くて暗そう」というイメージだったのですが、意外と明るいのと、環境がとても良かったのとで、好印象に変わりました。

3方向に窓があり、どの面も隣接する建物がなく開けていて、さらに今後も何かが建つ可能性は少なそうでした。

また、バルコニー側は公園です。

マンションの立地環境が良く、この環境を買うというのはアリだと思えました。

リノベーションを考えたとき、一室空間(ワンルームぶちぬき)のイメージがしやすかった一方、3方向+天井の断熱が必要だと言われました。(その分、予算が上がるということです)

逆に、リノベーションできない場合は、夏暑く・冬寒いことが予想されるので、住みづらいかなと思いました。

2軒目に内見した物件のバルコニー側

3軒目の物件

●物件の概要

3軒目は、リノベーション済み物件です。

ここを購入する可能性は限りなく低かったのですが、参考のために足を運びました。

●実際に見た感想

ここは、行く前と後で印象がほとんど変わらなかった物件です。

ネットに写真がたくさん掲載されていたので、ほぼイメージ通りでした。

それでも、実際に見ると、窓からの景色が違いました。南北の窓がどちらも明るく、眺望が良かったです。

しかし、ここは細かく仕切られた3LDKの間取りで、私たちには向かないと思いました。しかも、このマンションはいわゆる「壁式構造」で、一室空間にリノベーションしたくても、壊せない壁があるため不可能です。

ここを購入した場合は、ワンルームぶちぬきは諦めて、現在の間取りのまま住まなくてはなりません。

リノベーション済みのため、購入したらそのまま住めます。部屋も、一見きれいに整って見えます。しかし、断熱処理などが施されているかが不明なため、住み心地の良さは疑問が残ること、段差などリフォームの処理の甘さがあることを、担当者さんが教えてくれました。

4軒目の物件

●物件の概要

ルーフバルコニーのある6階の物件。夫がいちばん気になっていた物件です。

4軒の中では、いちばん広く、水回りを回遊できる面白い間取りです。

入居中で、住人の方と相手の不動産屋さんの立会いでした。

実際に見た感想

4軒の中で、最も高い階(6階)に位置する物件です。

眺望は最高なのですが、ベランダに出てみて、その高さに足がすくみました。

今まで低層階にしか住んだことがないので、「怖くてちょっと無理…」と思いました。(高層マンションに住んでいる人すごいです…)

ルーフバルコニーは広くて気持ちがいいのですが(こちらは高さを感じなかったので、まだ平気でした)、ドアがへんぴな所にあり(しかもなぜか小さい!)、使い勝手が悪そうでした。実際、荷物置き場のように使われていました。また、北側のため風も強く、のんびり過ごすには向かなそうでした。

それでも、他の3軒とは違った個性と魅力がある物件でした。

潤沢な予算があれば、リノベーションでかなり面白くなりそうです。しかし、広さや部屋の形から、今までの物件とは段違いに予算が掛かりそうだと言われました。

また、住人さんによると夏場は天井が蒸れるそうで、リノベーションなしで住むには厳しい物件だと思いました。

内見後の打ち合せ

4つの物件を回ったあと、担当者さんたちと軽く打ち合せをしました。

全員、1軒目か2軒目がいいのではないかという意見でした。

そこで、この2つの物件を実際にリノベーションした場合の予算を出してもらうことになりました。

「どんな部屋がいいですか?」と聞かれ、希望を伝えました。

いよいよ動き出しているという実感でワクワクしてきました。

その後、今後の流れの説明があり、解散となりました。

最後に

リノベーションのため、無印さんと不動産屋さんの2人と一緒に4軒のマンションを内見しました。

二人の担当者さんが一緒だったのはとても安心でした。

プロの目から見たアドバイスをもらえたり、わからないことがあってもその場で答えてもらえました。

また、資料だけではわからないことがあるのを実感し、実際に現場に足を運ぶことがとても重要だと感じました。(現在、コロナウィルスの影響で難しい面もあるかもしれませんが、可能なら実際に行けるといいのではないかと思います)

担当者さんに希望を伝えたので、次は予算を出してもらいます。

ちなみに予算オーバーだった場合、リノベーションをせずにマンションだけ購入する可能性があります。そうなると、今回見た物件の中では1軒目を選ぶことになりそうです。

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