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賃貸物件に住んでいましたが、更新をきっかけに引越すことを決めた私たち夫婦。
引越しといっても今までとは違います。
今回の引越し、それはすなわち「終の住処を探すこと」です。
家を購入したら、簡単には引越しできないので、失敗が許されません。
そんな家探しと購入には、条件ももちろんですが、「理想の家のイメージ」も大切です。
なぜなら、たくさんの家を探しているうちに、たいてい1度は「どんな家に住みたかったんだっけ?」と迷宮入りします。
理想のイメージをはっきりさせておくと、迷ったときにそこに立ち返ることができ、家探しの指針となります。
そのため、理想の家のイメージを決めておくことが大切なのです。
私たち夫婦の場合は「ワンルームぶちぬき」でした。
今回の記事では、私たちのイメージが決まるまでをお伝えします。
そもそも一般的な家にピンとこなかった
一般的に家を購入するタイミングは、結婚して、子供が少し大きくなった頃でしょうか。
マンションも戸建ても、小さめの部屋が3つ4つの間取りが多い気がします。
私たちは夫婦ふたり暮らし。
いまいち、一般的な間取りにピンときませんでした。
内装もしかり。
それぞれ微妙な違いはありますが、あまり個性を感じなかったため、一般的な家やマンションを購入することには乗り気になれませんでした。
個性的な家に住みたい
私も夫も、映画が好きです。
海外の映画では、素敵な家がたくさん登場します。
そういう素敵な家、個性的な家への憧れが強かったので、よりいっそう一般的な家にあまり魅力を感じなかったのかもしれません。
ふたりで映画を見ては、「こんな家がいい」「この部屋のここが素敵」などと会話をしていました。
そうこうしているうちに、お互いの好みが見えてくるようになりました。
夫は、とにかく広い部屋に住みたい。
それも家ではなく、雑居ビルや倉庫などの広いフロア一面に住むのが夢となりました。
「なんなら体育館でもいい」と言っていました。
私は、夫ほどこだわりはありませんが、住みやすさや掃除のしやすさを考えると、広すぎるのは困るなぁと思っていました。
でも、壁がなく開放感のある広いスペースは魅力的だと感じていました。
後から変えられる内装よりも、変えられない広さや間取りが大切だと気づき始めました。
合言葉は「ワンルームぶちぬき」
また、家の購入をしきりに勧めてきた義父からは、中古マンションのリノベーションがいいのではないかと言われていました。
予算があまりない私たちにとって、新築よりもいいと思ったようです。
そういったことを考えていくうちに、中古マンションを購入して、スケルトンリフォームをするのがいいかもしれないと思えてきました。
(夫の希望である、倉庫や雑居ビルの物件は希望エリアにはゼロでしたし…笑)
マンションのフロア全面は無理でも、一戸の壁をすべて取っ払って大きなワンルームにすれば、理想に近づきそうです。
方向性が見えてきました。
イメージと合言葉は「ワンルームぶちぬき」です。
まとめ
以上のような流れで、私たちの理想の家のイメージは「ワンルームぶちぬき」になりました。
家の購入を考える前から、理想の家について話していたのでスムーズに決まりました。
このイメージには、迷ったときに何度も助けられました。
その経験からも、家を購入する前には家族で話し合い、共通のイメージをもっておくことをおすすめします。