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私たち夫婦は、家を購入しよう!と決めて、まず予算について考えました。
しかし、残念なことに、私たち夫婦はお金に弱かったのです。
お金の素人2人が考えたところで、うまく予算を出すことができませんでした。
結果的には、数ヶ月後にFP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談して何とかなりましたが、このときはいったん挫折しました。
私たちの失敗例をお伝えします。
予算を出すにあたって
予算を出すにあたって、まずは私たちのスペックから。
40代の夫の収入は、同世代の平均年収をかなり(100万円以上)下回ります。(都道府県別で見ると、さらにです)
私は、持病があるために働けず、収入ゼロ。
共働きしていた時期に貯めた貯金がありますが、かなり厳しい条件です。
ローンの条件
予算を出すために、本やネットを参考にしました。
それらを読んで、私たちが考えたのは以下の条件でローンを組むことでした。
- 「借りられる額」ではなく、「返せる額」でローンを組む
- 貯金は可能な限り頭金に使って、ローンは最小限にしたい
- 60歳までに返済することを考えると、ローンは15年くらい?
お金の素人である私たちは、ローン=怖いものというイメージです。
そのため、なるべく慎重にローンを組みたいと考えました。
上記の条件で計算をして、予算を出してみました。
見えてきた問題点
予算を出したところ、問題点が見えてきました。
私たちの条件では、かなり低めの予算になり、その予算では中古マンションのリノベーションどころか、中古マンションの購入すら難しいかもしれないというものです。
ちなみに、その予算で検索してみると、分譲の団地かワケあり物件が候補として出てきました(泣)。
また、リノベーションに掛かる費用を調べてみたところ、私たちの希望するスケルトンリフォーム(フルリノベーション)だと、トータルで新築と同じくらいの金額になりそうでした。
その結果
中古マンションの購入すら厳しいかもしれないのに、新築を買うくらいのお金が必要だという現実にぶち当たりました。
ここで私たちは、一気に自信をなくしました。
「そもそも、私たちには家を買うなんて無謀だったんだ…」
「お金もないのに、大きな夢を見すぎた…」
すっかり意気消沈し、家を買うこと自体に消極的になっていきました。
最後に
「家を買おう!」と意気揚々と予算について考えたところ、当初の勢いとは真逆の「私たちには購入は無理だ…」という結論が出てしまいました。
これは、お金に関して知識が少なすぎたことが原因です。
知識が少なすぎるため、漠然とした将来への不安が膨らみ、ローンに消極的になってしまいました。
ここからしばらくは、家の購入について、すっかりあきらめモードになりました。
FPさんに相談して、マンションを購入しよう!と思えるようになるまで、しばらく掛かりました。
とりあえず私から言えることは、「家の予算で悩んでいるなら、まずは信頼できるプロに相談を!」ということです。