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第4歩 リノベについて考えてみる(2)〜どんなリノベにするか?

第4歩 リノベについて考えてみる(2)

※はじめての方はこちらからどうぞ

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家を購入することにした私たち夫婦。

キーワードは「ワンルームぶちぬき」に決まりました。

そこで、予算を出すのと同時に、どのようなリノベーションをするのか、具体的に決めることにしました。

ネットや本を見ながら二人で話し合うことで、自分たちの望むものがよりハッキリと見えてきました。

詳しくご説明します。

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リノベに関する本を読むことにした

情報を集めるにあたって、本を読むことにしました。

ネットも見てみたのですが、情報が多すぎてうまく探せませんでした。

本の方が、基本的な内容がわかりやすくパッケージされていると感じました。

何冊か読んでみて、次の2種類の本を読むのがいいと思いました。

  • 具体的な進め方が書かれている本
  • イメージが湧く本

どちらも、もう一方の情報も書かれていますが、おまけ程度だったりします。

具体的な進め方(予算の組み方、物件の選び方、スケジュールの立て方など)を詳しく学びつつ、どのような家にしたいかのイメージをふくらませることが大事です。

私が具体的な方法の参考にしたのは、この本です。この本を読むことで、これからどのように進めていけばいいのかがよくわかりました。

イメージが湧く本も何冊か読みました。様々な切り口のものが出版されていますので、お好みのものを何冊か選んで読むといいと思います。

リノベ本を読んで感じたこと

リノベ本に載っている家は、どれも素敵なものでした。

オーナーさんや、設計した方のこだわりがつまっています。

その一方、どうしても個性が強すぎると感じました。(オーナーさんと私たち、それぞれに好みがあるので仕方がないことですが)

また、見た目を重視した結果、使いづらかったり不便になっているお宅もありました。

せっかくリノベーションして、それはないよね…と思ってしまいました。

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本を読んで、上のようにがっかりすることもありましたが、細かい部分はいいなと思えるものもありました。

例えば、「広い部屋」「室内窓」「アンティークなドア」「シンプルな部屋」「色つきの壁」「コンクリート打ちっ放しの無造作な部屋」などです。

ただ、本を読んでいちばん気になったこと。

それは、(私が選んだ本だけかもしれませんが)構造や快適さなどについて言及したものがほとんどなかったことです。

せっかくスケルトンリフォームするのに、下地や構造にはこだわらないのだろうかと疑問に思いました。

というのも、以前、不動産会社でパートをしていた経験から、「いくら見た目をきれいにしても家は基礎が大切だろう」と感じていたからです。

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リノベ本を読んでわかったこと

リノベ本を読み、上記のように色々なことを感じました。

そこから見えてきたことが次の2つです。

1つ目は、私たちの希望の条件です。

  • リノベーションするなら、構造からしっかり考えたい
  • 見た目も大切だけど、住みにくい部屋では意味がない=住み心地の良さを重視したい
  • シンプルで広い部屋

これらのことを基本に、その次に細かい内装を考えるのがいいだろうと思いました。

そして2つ目。

1つ目にあげた条件を考えたときに、「この写真のようなリノベがしたい!」「この会社にお願いしたい!」という気もちにならなかったことです。

本に載っている施工例は、いかに「カッコいいこと」や「すごいこと」ができるかのアピールばかりに見えました。

これは、誌面の見ばえのために仕方がない部分もあると思いますし、私の本のチョイスが悪かったのかもしれません。

でも、どうしても、私たちが望むような施工をしてくれそうな会社が見当たらない…と感じました。(その後、改めてネットでも探してみましたが同じでした)

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結論

リノベをするために、本やネットで情報を探し、私たちの希望するイメージを固めました。

しかし、イメージはしっかり固まったものの、それを実現してくれそうな会社を見つけることができませんでした。

予算の件もあいまって、ここでもまた、私たちの家の購入への気もちがしぼんでしまいました。

とはいえ、長い目で見たときに、このときのことはちゃんと役立っています。

2人でしっかり考え、話し合っていたことで、この後のマンション購入に繋がったので、結果としてはよかったと思います。

もし、リノベーションを考えている人がいらっしゃるなら、たくさんの施工事例を見て、希望のイメージをしっかり持つこと。そして、家族との話し合いをしてイメージを共有することが大切だとお伝えしたいです。

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